【インタビューJapan】冬のグランピング日本最北・最極寒!|ノースグランパー 菅原様

「北海道のへそ」とも呼ばれる富良野、この自然豊かな土地に魅了されたホテルマンがホスピタリティ溢れるグランピング施設を始めました。

今現在、日本にあるFDomesでは、最北端に位置。

「極寒地仕様 断熱内張りライナー」を採用し、マイナス30℃を記録する富良野で冬のグランピング営業に挑みます。

着想からオープンまでわずか数カ月で「North Glamper 富良野」を作り上げた、オーナーの菅原様にお話を伺いました。

目次

グランピング施設を始めたきっかけについて

Q.ホテルマンからグランピング施設オーナーへと転身された菅原様ですが、どんなきっかけで決断されたのでしょう。

オーナーの菅原様

ホテルマンとして25年勤めてきて、今回のコロナ禍となりました。ホテルはコロナの影響も大きく、公休に加えて休みが多くなったんですね。

それで、余暇の過ごし方を考えるようになって。

自分はもともと好きだったキャンプや釣りによく出かけていたんですが、世間一般でも余暇の過ごし方としてアウトドアが注目されるようになってきました。

そんな頃、本州のグランピング施設の支配人をやらないかとオファーをいただきました。

いくつかの施設を視察して実際に体験してみたところ「なんだ、これはホテルのホスピタリティとキャンプが合体したものじゃないか。」と。

得意な二つが合わさったグランピングは自分にぴったりだと考えて、独立し開業することを決意しました。

Q.「富良野」を選ばれた理由はなんでしょうか。

ホテルマンとして働いた最後の勤務地だったこともありますが、富良野の自然豊かな土地を自分自身が大好きだったのもあります。

あとは観光地としてのポテンシャルの高さ、「富良野」のブランド力、利便性にも優れている点です。

Q.決心から準備、オープンまで約半年と、非常に短い時間で実行されました。特に大変だった点などは何かありましたか。

何と言っても土地探しでしたね。

富良野のトップシーズンは、ラベンダー畑が見られる7~8月。どうしてもそれまでに開業したかった。

それと、富良野は冬季は土地探しが難しくて、冬に入ってしまうと次は雪解けまで待たないといけなくなります。そうなるとオープンがどんどん遠のいてしまうので、なんとか短期間で見つけなければ、と。

いい場所だと思っても農地だと転用が難しいという問題がありました。また、あまりに人里から離れてしまうと水や電気が来ていない、まずは井戸を掘るところから…なんてことになります。

自然を楽しめつつもインフラが整備されている、バランスの良い場所を見つけるのが大変でした。

North Glamper 富良野について

Q.ドームテントを採用したことで、行政手続きなどで大変なことはありましたか。

消防局と市の建築課とやりとりがあったんですが、どちらも「前例がない」ことで、非常に苦慮されていました。申請を出しても返事がなかなかもらえないとか。

うちのところは、建築課から「建築物に該当する」と判断されましたが、建築基準法に則って組み立てるよう指導があっただけで、建築確認は不要でした。対象ではない地域だったので。

Q.おしゃれなインテリアが素敵ですが、デザイナーさんに依頼されたのでしょうか。

はい、友人の広告宣伝会社の女性スタッフに、センスの良い方がいらして。いくつも店舗デザインの実績のある方だったので、インテリアデザインをお願いしました。

やっぱり女性に受けるような施設にしたかったので!

自分だけじゃ、やっぱり難しいです。(笑)

Q.施設の利用は家族連れが多いですか?

僕も初めは家族連れのお客様を想定していたんですが…

実際はカップル、あと、女性グループが多いですね!女子会での利用が全体の7割くらいを占めています。

Q.施設のコンセプトやこだわり、特におすすめの楽しみ方を教えてください。

3棟だけ、というこぢんまりした施設にしているのは、十分行き届いたあたたかみのあるサービスを僕一人で提供できるのがお客様3組までだと考えたからです。

僕は接客が好きなので、お客さんとの触れ合いを大切にしたいという想いでおもてなししています。

ここに来たお客様には、風景を楽しんだり、夜には星をのんびり眺めたり、豊かな自然を満喫していただきたいですね。

北海道の真ん中、富良野ですから、連泊して頂いて、ここを拠点に北海道観光するのにも最適だと思います。

冬になれば、ウィンタースポーツが楽しめます。バックカントリー(山スキー)の登り口はすぐそこですし、スノーシューのレンタルもする予定です。

夏場であれば、ニジマスやイワナのいる川で釣り体験。
あと、車で1時間と少し離れるのですが、南富良野にある「空知川」で、「日本で一番冷たいラフティング」ができます。僕も年に1回は行っていますよ。

食事は、素材のおいしさ重視でお出ししています。

とにかくこのあたりで摂れる野菜がおいしいので、食べていただきたい。

お肉はブランド肉「ふらの和牛」や「かみふらのポーク」が絶品です!

FDomesについて

Q.なぜFDomesを採用されましたか?

本音を言えば、当初僕はコットンテントを希望していました(笑)。

だけどコットンだと冬の営業はできない。

そんなとき知人から「だったらFDomesがいいよ」と情報をもらったのが最初です。

静岡にキャンプで出かけたときに、ちょっと足を延ばしてFDomes.jpさんに伺って。

実物を見れたのは大きかったですね。スタッフさんからの説明も詳しく聞けて、好印象を持ちました。

Q.他社製品との比較はされましたか。具体的に決定に至ったポイントはなんでしたか。

実物を見に行ったのは他にはないんですが、若干、情報収集はしました。

決め手は、寒さの厳しいポーランドで造られていること。

世界中、特に北欧などの寒い地域での実績があったということです。北海道で使うのに適していると考えました。

Q.レクチャーサービスをご利用になりましたが、組み立てはいかがでしたか。

助かりましたよ~!

講師の方がいなかったら、大変だったと思います。

お願いしてよかったです。

Q.日本国内で初めて「極寒ライナー」を導入されましたが。

今、日本にあるFDomesドームテントの中で最北端に位置するここ 「North Glamper 富良野」 。

形がぴったりドームに合わせて縫製してある「断熱内張りライナー」と違って、「極寒」の部分は断熱材のロール状での納品だったので、合わせてカットしてはめ込んでいくのがなかなか大変でした…

冬の寒さに対する効果に期待していますが、パノラマウィンドウや明り取り窓から冷えてしまうことが心配です。

富良野は、一番寒いときにはマイナス30℃近くまで気温が下がります。

そこで、Fドーム・ 極寒ライナーが通用するか!

興味深いと思います。

Q.お客様の反応はいかがですか。

だいたいの方は「テントじゃないね!」っておっしゃいますね(笑)。

みなさん、ドームに入る前から写真撮影で。

入ってみてからも「テントじゃないね」と(笑)。

Q.FDomesの製品とサービスに対する評価はいかがですか?他の人におすすめできますか?

勧めてますよ!

グランピングを始めたいという方が見学に来ることがあるんですが、その方たちにおすすめしています。

レクチャーサービスがあるのもよかったし、営業の方とも密に連絡が取れて、アフターサービスも良いです。

汚れは今のところそんなに気になりません、結構はじきますよね、これ。

ただ外幕が白いからか虫が集まりやすいみたいで、夜集まった虫が朝にテント周りに落ちているのを片付けなくてはいけなくて。

あとは、海外メーカーということもあって、日本での仕様の希望があっても通りにくいのかなというのはあります。

なので、今後、日本での法人であるFDomes.jpさんが日本仕様のオプションなんかを作ってくれたらいいな、と思いますね。

今後のの展望

Q.最後に、これからの展望を教えてください。

今は3棟のみ、スタッフも僕だけで営業しています。

来年以降、スタッフも増やして、北海道の他の地域にも「ノースグランパー」展開したいと思っています。

十数棟もある大規模な施設ではなく、ホスピタリティあふれるきめ細かいサービスが、お客様ひとりひとりに行き届く、小さい規模のグランピング施設をいくつか創れたらいいですね。

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