グランピング・インテリアデザインpart 3|やるべきでないこと編その1

これまで、ちょっとしたアイデアやコツなど、グランピング・ドームテントのインテリアでの「やるべきこと」のを見てきました。

では、ジオデシックドームのインテリアで避けたほうがよいことは?

今回は視点を変えて「やるべきでないこと」をご紹介します。

目次

なんでもかんでもディスプレイしない

理想のドームテントのインテリアを思い描きながら、何年もかけて集めたデコレーションアイテムをたくさんお持ちかもしれません。

きっとすてきなコレクションだと思います。

だからといって、コレクションのすべてをディスプレイすることは、ごちゃごちゃと散らかった印象の原因となり、いいアイデアとは言えません。

代わりに、コレクションは小出しに上手に使いましょう。

インテリアのイメージチェンジや、全体の印象をガラッと変えるのに使うほうがずっと効果的です。

それに、厳選されたディスプレイのほうが、それぞれの存在感が増しますよ。

やりすぎない、過ぎたるは及ばざるがごとし

「やるべきこと」編では、強い色遣いや個性的なアクセントを選ぶアイデアをご紹介しました。

その時に忘れてはいけないのが、ドームのインテリアを圧倒するほど強い色を使いすぎないということ。

背景色はライトグレーやエクリュの断熱内張りライナーのような中立的な色合いで抑えましょう。

いいことのやりすぎは悪い結果につながることを忘れないでください。

明るい色のクッションや、個性的なソファやアームチェアなどの家具を選ぶくらいでOKです。

それぞれの家具にばらばらの色のものを選んでしまった場合、やりすぎ感が出てしまう可能性大です。

いろんなスタイルを合わせすぎない

モダンな生地で大胆に張り替えられたルネッサンス様式のアームチェア、のような「アンティーク・スタイルとのミックス」は、かなりお勧めです。

でも、多すぎる要素を1か所に入れてしまわないように注意しましょう。

せっかくのドーム内に作った「古さと新しさのコントラスト」が壊れてしまうからです。

いつも「8:2の割合」を保つよう心がけるよう、インテリアデザイナーのKimberly Seldonはアドバイスしています。

部屋の80%は1つの統一感あるスタイルでまとめ、20%だけ他の要素を取り入れる。

インテリアにひねりを加るのに、ベッドリネンを変えるだけでも十分なこともあります。

まわりの環境とケンカしないように

インテリアデザイナーEmma Sims-Hilditchは、グランピングドームの周辺環境を意識するように言っています。

例えば、青とピンクの花が咲いている場所なら、ドームのインテリアに同じ感じの色を取り入れる。

水辺のロケーションであれば、水やセーリングに関連した要素、自然にまつわる色などを入れてみる。

ちょっとした飾りつけをする時にも、統一感を意識しましょう。

「やるべきでないこと」は次回に続きます。

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