重量フレーム&極寒仕様ライナー|寒冷地におすすめのオプション

北海道・帯広地区で開業予定のグランピング施設様にて、お客様と一緒にドームテントの設営を行いました。

この帯広地区は、冬にはかなりの降雪地帯であることと、気温は-30℃にもなるという寒さ。

この厳しい気候にに対応するため、重量フレーム極寒地仕様 断熱内張りライナーのオプションをお選びいただきました。

重量フレーム

重量フレームは、ノーマルフレームに比べてパイプ径が太く、より厚みのあるフレームです。

ノーマルフレームとの比較

積雪や日常的な強風などで、より剛性が求められる場所に建てるドームテントとして設計されました。

ノーマルフレームでも風速33m/s(並みの台風レベル)までテスト済で十分強度はあります。

それよりも厳しい気象が想定される場合、例えば継続的に風速27m/s以上の風が吹く場所や大雪が降る場所では、重量フレームを検討していただいています。

FDomesフレーム

重量フレームの設営

ノーマルよりも2倍程度の重さがある重量フレームの設営。

今回は、ジャッキを使って頂点から土台に向かって組み立てましたが、脚立での作業が出来ないほどの重量ではないので、ジャッキなしでの設営も問題ありません。

組み上がりを比較しました

Glamping 40のフレーム構造が組み上がったところです。

土台へしっかりと固定されていれば、台風にも耐える強度があるノーマルフレーム。

そこに太さと重さでさらに強度を追求した重量フレームの構造は見るからに頑丈です。

極寒地仕様 断熱内張りライナー

薄いのに高い断熱性能のFDomes 断熱内張りライナーの内側に、追加で断熱材を入れることが出来ます。

それが極寒地仕様 断熱内張りライナーです。

-15℃を下回る寒冷地、また夏の冷房効率を上げる効果もあるので、暑い地域にもおすすめできるオプションです。

空気とアルミシートの多層構造ですが軽量でもあるため、比較的楽に取り付けることが出来ます。

「断熱内張りライナー」と「極寒ライナー」を合わせてもわずか4cmほどの厚みですが、断熱効果は13cmのスタイロフォームに匹敵します。

極寒地仕様 断熱内張りライナーの取り付け

ドーム内部に、この極寒ライナーを構造に沿わせるように取り付けていきます。

上から、通常の断熱内張りライナーを付けて完了です。

寒冷地でも安心してゲストをお迎えできるドーム

帯広の冬ならでは体験が楽しめて、安心・快適にゲストにくつろいでいただけるグランピングドームが、重量フレーム極寒仕様ライナーの組合せで実現しました!

FDomesでは、設置予定の場所や用途について詳しくお話をお伺いして、最適な構成のドームをご提案しております。

重量フレームにするべきかどうかや、サイズ選び、オプションの組み合わせなど、いつでもご相談ください!

HANS & ULRICH

組み立てレクチャーのメリット

今回は、組み立てレクチャーサービスをご利用いただきました。

レクチャーサービスとは、お客様とFDomesスタッフが一緒にドームテントを設営する有料サービスです。

レクチャーご利用のメリット

  • 1棟だけFDomesスタッフと一緒に組み立て、残りの棟数はお客様で設営するので費用が安く済む
  • 組み立てることでお客様が構造を理解できるので、その後のメンテナンスがスムーズにできる
  • グランピング施設スタッフの皆さんで組み立てればチームビルディングの一環になる

そのほか、テントの組み立てをFDomesにおまかせいただく「設営代行サービス」もございます。

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